〈口演大会2025〉学生中央口演大会の作品から/西日本大会・漫才
2026年02月26日 14:02 民族教育真の「キルトンム」に/大阪中高・高級部
2025年度在日朝鮮学生中央口演大会(東西で開催)の演劇や漫才、芸術宣伝などに出場した生徒たちは、日常の実体験をもとに感じた素朴な心情や疑問、気づきを作品に込め表現した。

大阪中高・高級部の漫才。左から李咲羅、韓咲璃、蔡晶誠さん
西日本大会の漫才部門には高級部2校、中級部3校、初級部8校がエントリーした。そのなかで、大阪中高・高級部の李咲羅、蔡晶誠、韓咲璃さん(いずれも高2)たちが披露した「道連れ(우린 길동무!)」が栄光の舞台に上がった。
作品の中では、ウリマルを愛してやまないという3人による言葉遊びが繰り広げられ、「オッケトンム(어깨동무)」、「チナントンム(친한 동무)」、「キルトンム(길동무)」など「親しい友」を意味する朝鮮語がたくさん登場。その中でも「キルトンム(길동무)」には、「結婚相手、人生の同伴者」という意味以外にも、「同じ目標や志を持ち、共に歩んでく人たち」という意味がある。「真のキルトンム」となり、大阪中高創立100周年に向かって共に駆け抜け、ウリハッキョを守る道を真っ直ぐ歩んでいく3人の決意が描かれた。
脚本を書いた同校の李誠恵教員は、今回出場した3人の生徒たちの共通点について、「ウリマル、ウリチュム、ウリノレを愛する心がとても強い。そんな生徒たちの熱い思いが反映されたセリフをたくさん盛り込んだ。『ウリ』について学べるウリハッキョのすばらしさ、それらを守っていける人材になってほしいという期待を脚本に込めた」と、話した。
李教員から優秀作品の知らせを聞き、3人は輪になり喜びを分かち合い、中にはうれし涙を浮かべる姿もあった。3人は、「4月には最高学年に進級する。大阪中高の未来を、『同級生49人のキルトンムたち』と共に輝かせていけるよう頑張っていきたい」と、力を込めた。
(尹佳蓮)
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