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〈歴史の「語り部」を探して〉津山と水島6カ所を巡り/岡山編

2026年02月07日 09:00 歴史

朝鮮人共同墓地(写真はすべて2025年3月22~23日に撮影)

岡山県内の「語り部」を探す旅では、2日間にかけて6カ所を巡った。初日、JR「津山」駅から車を走らせ10分程で、最初の目的地である市営八出墓地に到着した。墓地に足を踏み入れ下方に進むと、一角に立派な墓碑が佇む朝鮮人共同墓地が現れた。

朝・日友好の証

墓地は朝・日の有志たちによって年中きれいに保たれている

朝鮮人共同墓地の前身は、旧八出墓地にあった朝鮮人関係者の無縁墳墓地。1966年3月1日、県東部を流れる吉井川の改修工事をきっかけに八出墓地が現在の場所に新設されると共に、無縁墳墓地も移転された。移転後には、約3~4.5mの区画に墓碑が建立され、94~95年にかけて改修工事が進められ納骨室の拡大と墓石を囲うブロック塀の設置が完工した。墓には元々、移転前のものを再葬した骨壺3個が納められていたが、納骨室拡大後は総聯が近隣の寺に預けていた同胞の骨数柱が合祀された。

墓地は総聯が管理しており、墓碑の裏面には総聯岡山県本部・美作支部の名前が記されている。墓地は朝・日の有志たちによって年中きれいに保たれており、同胞たちだけでなく、日本人有志たちもお盆や年末に参拝し供養を行う大切な場所だ。

朝・日友好親善の証として記念植樹されたメタセコイア

続いて車で向かったのは、