〈DS取材班〉学校を守る育成、国家代表を見据え/在日本朝鮮人蹴球協会の取り組み
2026年01月23日 06:30 DS取材班 スポーツ
「昨年11月、コマチュック大会の育成部門で初めて導入された4人制サッカーの試合を観戦した。試合で活躍する機会が増え、楽しそうにプレーする子どもたちの姿がとても印象的だった。コマチュック大会を主催する在日本朝鮮人蹴球協会は、日頃どのような活動を行っているのか」ーこんな疑問が、朝鮮新報のLINE公式アカウントを通じて寄せられた。依頼者の疑問に答えるため、蹴球協会の李康弘理事長、申載南事務局長に話を聞いた。▶︎DS(DIGITAL SINBO)取材班の特設ページは、こちらからご覧いただけます。
蹴球協会の李康弘理事長は協会の理念について、「今も昔も変わらず、同胞サッカー全体の底上げ、朝鮮学校を守ることにつながる育成事業に力を注いできた。そのうえで、同胞選手たちを国家代表として輩出することを目標に掲げてきた」と語る。
ニーズ踏まえ新たな試み
育成事業の代表的な取り組みが、1979年に千葉・東京で産声を上げ、昨年で47回を数えた在日朝鮮初級学校中央サッカー大会、愛称「コマチュック大会」だ。朝鮮代表としてプレーしてきた歴代の同胞選手の多くが、この大会を通じて他校の選手たちと切磋琢磨した経験を持っている。
コマチュック大会は、時代の流れや現場の声を反映しながら、新たな試みを柔軟に取り入れてきた。2001年には8人制を導入し、2010年には主に4、5年生を中心としたチームが出場する育成部門を新設。昨年はさらに、子どもたちの自主性や創造性を育むことを目的に、育成部門で4人制サッカーを初めて実施した。
4人制導入にあたっては、
