南浦市龍岡郡、病院と地方産業工場が竣工／地方発展政策、２年目の建設課題が完了

南浦市龍岡郡で病院と地方産業工場の竣工式が行われた。（朝鮮中央通信＝朝鮮通信）

朝鮮中央通信によると、金正恩総書記の参席のもと、29日に南浦市龍岡郡で病院と地方産業工場の竣工式が盛大に行われ、地方発展政策の２年目の建設課題がすべて完了した。

朝鮮は、昨年１月の最高人民会議第14期第10回会議で「地方発展20×10政策」を打ち出した。地方発展政策は、毎年20の市・郡に地方産業工場を建設し、10年以内に全国の２００余りの市、郡の地方産業を発展させることで全国的な生活水準を引き上げることを目指す国家プロジェクト。初年度は、昨年12月20日の成川郡（平安南道）を皮切りに地方産業工場が竣工し、今年２月11日に金亨稷郡（両江道）で１年目の事業が締めくくられた。

初年度の地方産業工場の建設対象は、平安北道で３カ所、平安南道、黄海北道、黄海南道、咸鏡北道、咸鏡南道、慈江道、江原道で各２カ所、南浦市、開城市、両江道で各１カ所。このほか、海洋資源を生かした発展モデルづくりの一環として、昨年12月末には咸鏡南道・新浦市で浅海養殖事業所が完工した。

地方発展政策２年目となる今年は、地方産業工場、浅海養殖事業所に加え、