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福岡、兵庫から文科省に要請/金曜行動にも参加

2025年12月24日 13:24 権利 民族教育

福岡と兵庫の朝鮮学校関係者らが文部科学省で要請活動を行った。(写真は福岡の要請団)

福岡と兵庫の朝鮮学校関係者らが12日、朝鮮学校生徒に対する高校無償化制度の適用などを求め、文部科学省で要請活動を行い、高市早苗内閣総理大臣および松本洋平文部科学大臣宛の要請文をそれぞれ提出した。

この日の要請には福岡から総聯本部の李光鎬委員長、九州初中高の趙星来校長、オモニ会の朴成美会長、福岡朝鮮学園の尹慶龍総務部長、平和・人権・環境福岡県フォーラムの松尾純一事務局長ら5人が参加した。

朴会長は要請で、「子どもたちはどの国の子どもであろうが変わらない。朝鮮学校を一回訪問して見てほしい」と訴えた。また、朝鮮高校生は在学時に高校無償化制度が適用されないにもかかわらず、卒業後は納税義務を果たしている現状について述べ、「日本で差別をしない社会を作るためにも朝鮮学校に高校無償化制度を適用すべきだ」と強調した。

松尾事務局長は、朝鮮学校と関連して署名活動やアピールをする際に直面する人々の無関心さは、外国人を排斥する日本政府の姿勢がもたらしていると指摘。「朝鮮学校の『高校無償化』除外や朝鮮学校が日本に存在する理由が知られていないのは政府の責任だ。日本政府は朝鮮学校への高校無償化や支援を進めていくべきだ」と述べた。

九州初中高の趙星来校長が要請文を朗読した

最後に、趙校長が要請文を朗読し、文科省初等中等教育局修学支援プロジェクトチーム修学支援企画係長に手渡した。

兵庫からは、兵庫朝鮮学園の金錫孝理事長、兵庫県下の朝鮮学校校長たち、オモニ会会長たち、日朝友好兵庫県民の会幹事の渋谷訓さん、「神戸朝高生と共に歩む会」の杉山精一会長ら9人が要請活動を行った。

金曜行動に参加し、朝鮮学校への高校無償化適用を求めた。(写真は兵庫の要請団)

両要請団は同日開催された金曜行動に参加し、朝鮮学校への高校無償化適用を求めた。

杉山会長は、「要請を通して、戦後すぐにできた兵庫の朝鮮学校は、地域の中で歴史を刻んできた学校だと知ってほしかった」と語り、「文科省の対応は意見を聞くに留まったが、金曜行動の場を含めて発信を続けなければならない。発信をやめてしまうと抗議の声、要請の声すら聞いてもらえなくなる。これからも会の名前のように朝高生と共に歩み、活動していきたい」と語った。

(許侑琳)