第30回日朝友好促進交換授業会／北海道初中高で

友好と連帯を促進

第30回日朝友好促進交換授業会が北海道初中高で実施された

第30回日朝友好促進交換授業会が11月15日、北海道初中高で行われた。この場に、同校の保護者や同胞、日本学校の教員たち、大学生、市民など約１４０人が参加した。

授業で理解深める

日本学校の教員たちが教壇に立った

30回目を迎えた日朝友好促進交換授業会は、祖国解放50周年の1995年に、札幌市教職員組合の呼びかけで5人の教員が朝鮮を訪問したことから始まった。

平壌市内の学校で子どもたちの姿に深く感動するとともに、朝鮮人民の誠実な対応に心を動かされ、「来年また来てください」という言葉を信じて、翌年も再訪した。

そのうちの一人、故・佐藤則之先生が「平壌の中学校で音楽を教えてみたい」と語り、現地での授業は難しいことから、北海道初中高での授業を提案した。

当時、北海道初中高には若い教員が多く、経験豊富な日本の教員から学びたいという思いも重なり、97年に２人の日本人教員が同校の教壇に立った。全国で初めて日本人教員が朝鮮学校で授業を行った。