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「朝鮮を知る、人を知る」/日朝文化交流協会がシンポ開催、新体制発足を記念

2025年11月25日 11:20 訪朝 交流

日朝文化交流協会が新体制発足記念シンポジウム「朝鮮を知る、人を知る」を開催した。

日朝文化交流協会(日朝文交)が 23 日、新体制発足記念シンポジウム「朝鮮を知る、人を知る」を東京・千代田区の日本教育会館で開催した。日朝文交の岡本厚代表(雑誌『世界』元編集長)をはじめとした幹事たち、東京大学の和田春樹名誉教授など学者、文化人 、「日本と朝鮮を結ぶ全国ネットワーク」のメンバー、日本市民、 総聯中央の徐忠彦副議長兼国際局長、在日本朝鮮商工連合会の朴忠佑会長、総聯の活動家らが参加した。

日本と朝鮮の文化交流促進を目指して1972年に設立された日朝文交は半世紀にわたりさまざまな活動やイベントに取り組んできたが、2023年の柳澤徳次理事長の急逝により活動が停滞状態に陥った。しかし、今年3月の新体制発足会合で再スタートを切り、新たに幹事を務めることになった日本の有志らで今回のシンポジウムを催した。

シンポジウムではまず、岡本代表が開会の挨拶を述べた。

岡本代表は、日本と朝鮮の関係は 厳しい状況に置かれているが、文化の交流を通じて互いを知り、信頼と友情を高め、両国民の友好親善と東アジアの平和を共に築いていくことが重要だと強調。困難も予想されるものの、地道に活動を進めていきたいと語った。

KOREA こどもキャンペーン事務局長の筒井由紀子さん

シンポジウムには、いずれも日朝文交の幹事で、長年にわたり朝鮮との交流を重ねてきたKOREA こどもキャンペーン事務局長の筒井由紀子さん、写真家の林典子さん、翻訳家の米津篤八さんがパネリストとして登壇。日朝文交の事務局長であるジャーナリストの阪堂博之さんがコーディネーターを務めた。

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