市民の暮らしに新しい風/平壌に新業態の店舗、続々
2025年11月27日 07:00 経済【平壌発=金淑美】平壌では大規模なニュータウン建設に伴い、新業態の商業施設が続々と誕生している。今年4月に竣工した和盛地区3段階の市街地にオープンした「アミ山自動車技術サービスセンター」「和盛コンピューターゲームセンター」がその一例だ。新タイプの商業施設は、市民の生活様式に新しい風を吹き込んでいる。
マイカーの購入も修理も
和盛通り新エリアの新たなランドマークとして注目を集めているのが、大時計が目印のアーチ型高架橋周辺に広がる商業施設群だ。4面大型LEDビジョンに国旗が映し出される高層ビルや、大型ロースターをモチーフにした「和盛楽園焼肉レストラン」など、シンボリックな建築が立ち並び、街並みに新たな活気をもたらしている。

アーチ型高架橋周辺に広がる商業施設群
このエリアに、朝鮮初の本格的なカー専門店としてオープンしたのが、「アミ山自動車技術サービスセンター」だ。各メーカーの乗用車、バス、バイクの販売やカーアクセサリーの取り扱いに加え、エンジンオイルやタイヤ交換、ボディー塗装、洗車、一般整備まで幅広く対応する総合カーケア拠点だ。日本で例えるなら、オートバックスのような「ワンストップ型カーライフサポートセンター」と言えるだろう。

朝鮮初のワンストップ型カーライフサポートセンター
