金剛山歌劇団2025年アンサンブル公演「心ひとつに」/札幌公演
2025年11月08日 09:00 文化・歴史“待ちに待った公演”

フィナーレのようす
金剛山歌劇団2025年アンサンブル公演「心ひとつに」札幌公演が10月22日、札幌市教育文化会館で行われた。昼夜2回にかけて行われた公演を、総聯北海道本部の丁聖漢委員長、実行委員会の李東潤委員長(札幌地域商工会・会長)をはじめとする同胞たち、札幌市議会日朝友好促進議員連盟の藤原広昭会長、日朝連帯道民会議の井上歳郎会長をはじめとする日本市民ら延べ900人が観覧した。
古典美とダイナミズムに富む朝鮮独特の五面太鼓の舞いをブラッシュアップした歌劇団のオリジナル作品「オブクチュム-絆風響鼓舞-」で幕を開けた公演では、独舞「チャンゴの舞」、男声独唱「トラジの花」、チャンセナプ独奏「輝く星」、混声重唱「海の歌」をはじめとする12演目が披露された。民族情緒あふれる舞台に、観客たちは惜しみない拍手を送った。
公演を観覧した40代同胞女性は「待ちに待った公演を観ることができて嬉しい」としながら、「素晴らしい演目の中でも、舞踊作品は胸を熱くするものがあった。また歌の演目からは歌劇団の新しい魅力を感じることができた」と感想を述べた。
【金剛山歌劇団札幌公演実行委員会】



