朝鮮と総聯のつながりを深掘り／朝鮮文化研究会で呉圭祥所長が講演

朝鮮文化研究会第41回講演会で在日朝鮮人歴史研究所の呉圭祥所長が講演した。

朝鮮文化研究会第41回講演会が10月25日、東京・千代田区の施設で行われ、在日朝鮮人歴史研究所の呉圭祥所長が「朝鮮民主主義人民共和国と朝鮮総聯」と題して講演した。呉所長は、祖国解放から現在に至る朝鮮民主主義人民共和国と在日朝鮮人運動の関係について、新聞や写真、地図など豊富な資料を用いて語った。

主催者である朝鮮文化研究会の平田賢一さんは講演に先立って、念願の呉所長による講演がやっと叶ったとしながら、総聯結成70周年の節目に、その歴史について具体的に読み解く意義について述べた。

呉所長は、まず、在日本朝鮮人連盟（朝連）の結成（１９４５年10月15日）とその活動内容について述べた。