海外軍事作戦戦闘偉勲記念館を建設/金正恩総書記が着工式で演説
2025年10月27日 16:22 総書記の活動
海外軍事作戦戦闘偉勲記念館建設の着工式が行われた。(朝鮮中央通信=朝鮮通信)
朝鮮中央通信によると、海外軍事作戦戦闘偉勲記念館建設の着工式が、10月23日に行われ、金正恩総書記が演説した。
金正恩総書記は、ロシアのクルスク州解放作戦に参戦した勇士たちの犠牲的精神と武勲を後世に末永く伝える戦闘偉勲記念館の建設を発起し、現代的な平壌を象徴する和盛地区に自ら敷地を定め、精鋭の建設部隊を編成する特別措置を講じた。
着工式には、朝鮮労働党中央軍事委員会の朴正天副委員長、努光鉄国防相、崔善姫外相をはじめ党と政府、武力機関の幹部、海外軍事作戦参戦者と烈士の遺族、省、中央機関の責任幹部、朝鮮人民軍の各級大連合部隊、連合部隊の指揮官、軍人建設者、青年学生、アレクサンドル・マツェゴラ駐朝ロシア大使と大使館員が参加した。

海外軍事作戦戦闘偉勲記念館建設の着工式で金正恩総書記が演説した。(朝鮮中央通信=朝鮮通信)
総書記は演説で、今日われわれは、海外作戦部隊の英雄と戦没者たちの輝かしい生を末永く伝えるための戦闘偉勲記念館建設の着工儀式を行うとし、参戦軍人たちがいかなる報酬や代価も望まず異国の戦場に向かって力強く踏み出した日から1年間に収めた勝利と勲功、戦闘偉勲記念館の建立が持つ歴史的意義を言及。この建設によって平壌には、過去の戦勝と今日の戦勝を証明するふたつの記念館が位置することになるとし、これは戦勝世代の守護精神と不屈の英雄主義が、あるひとつの時代に限らず、70余年の長きにわたってしっかりと受け継がれ、より高い境地へと培養されて、その偉大な年代、その英雄的な世代の敬意を受けていることを実証していると述べた。
総書記は、永遠に変わらないわが国家の強大さに対する歴史の証明、まさにこれがこの記念館に刻み付けるべき不滅の意味であるとし、鮮血で朝ロ親善の百年の大計を保証した戦闘的友誼の年代はさらに力強く流れるだろうと強調した。

海外軍事作戦戦闘偉勲記念館建設の着工式が行われた。(朝鮮中央通信=朝鮮通信)
総書記は、建設の着工を記念して党と政府、武力機関の幹部とともに鍬入れを行った。
総書記は、着工式に参加した海外軍事作戦参戦軍人たちと対面し、温かく抱きしめながら健康を回復したかれらを力強く激励し、限りない感謝の気持ちで涙する参戦烈士の遺族に敬意を表した。

金正恩総書記は、着工式に参加した海外軍事作戦参戦軍人たちを温かく抱きしめながら健康を回復したかれらを力強く激励した。(朝鮮中央通信=朝鮮通信)
総書記は、戦闘偉勲記念館の形成案を見て各級建設部隊の指揮官に会い、わが軍と人民の英雄主義と愛国の魂を育む殿堂を立派に建てようと信頼と期待を表した。
(朝鮮新報)
 
          
