子どもの未来考えるきっかけに/愛知で映画「声よ集まれ」上映会
2025年09月11日 14:18 暮らし・活動
女性同盟愛知・名港、中川支部主催の映画「声よ集まれ」の上映会が行われた
女性同盟愛知・名港、中川支部が総聯結成70周年を記念し主催した映画「声よ集まれ(소리여 모여라)」(監督=朴英二)の上映会が9月6日、名古屋港文化小劇場で行われ、100人を超える同胞、日本の市民たちが鑑賞した。
上映会に先立ち、名港支部の丁未穂委員長と中川支部の金玉枝委員長が登壇した。2人は、今回の上映会が、より多くの人々に朝鮮学校を知ってもらい、朝鮮学校に通う児童・生徒たちの明るい未来を考えるきっかけになってほしいとし、キムチ販売やイベントでの売店事業など学校支援事業に励む各学校のオモニ会をはじめとした女性同盟の支援活動について言及した。そして、今年は総聯結成70周年、2年後には女性同盟結成80周年を迎えるとし、今後も女性同盟は一丸となり、子どもたちの明るい未来のためにいっそう努めていくとアピールした。

100人を超える同胞、日本の市民たちが映画を鑑賞した
映画を鑑賞した同胞、日本の市民たちは、朝鮮学校を守る人々の声に感動をもらいながら、今後の支援活動について意気込みを語った。
愛知県在住の前野さちえさん(60代)は、「子どもたちの訴えに心が痛んだ。厳しい環境でもみんなで学校を守って行こうとする姿に感動した」とし、「児童・生徒一人ひとりに向き合ってくれる先生と子どもたちの繋がりの深さに羨ましさを感じた」と述べた。
中川支部の劉貞順副委員長は、「差別に反対し朝鮮学校を応援する人々の姿を見ながら、一人の声は小さくとも、多くの声が集まればやがて岩をも動かす力になると実感した。日本だけでなくアメリカ、ヨーロッパからも大勢の人々がウリハッキョを応援し、支援活動に乗り出すリアルな声を聞き、私も頑張らなければとパワーをもらった」と語った。
【女性同盟愛知】