朝・日の年代別3試合で熱戦/兵庫サッカーフレンドシップフェスタ
2025年08月20日 12:40 スポーツ
第9回「KOREA・JAPAN 兵庫サッカーフレンドシップフェスタ!2025」参加者たち
第9回「KOREA・JAPAN 兵庫サッカーフレンドシップフェスタ!2025」(主催=神戸朝高サッカー部 OB 会、後援=兵庫県朝鮮サッカー協会)が8月13日、尼崎市のベイコム陸上競技場で行われた。
朝・日親善と県内の朝鮮学校サッカー部強化を目的に毎年8月に行われる本大会は、今回で9回目を迎えた。

年代別3試合で熱戦が繰り広げられた。(神戸朝高vs滝川高校)
会場にはサッカー部OBや選手の保護者、初中級部生徒や関係者らが詰めかけ、熱気に包まれた。また在日朝鮮人サッカー協会の崔英秀会長、兵庫県朝鮮サッカー協会の金順治会長、神戸朝高の許敬校長をはじめ県内の初中級学校の校長らも応援に駆けつけた。
この日はミレFC(県内三中級部によるクラブチーム)、神戸朝高サッカー部、朝鮮大学校サッカー部が、年代別の日本の強豪チームとの熱戦を繰り広げた。

ミレFC vs 長洲SC
第1試合はミレFCが長洲SCと対戦。多彩な攻撃でゴールに迫るも、相手の粘り強い守備に阻まれ、0-0の引き分けに終わった。
第2試合は神戸朝高と県リーグ1部所属の滝川高校。互いに激しい攻防を展開したが、こちらも0-0のスコアレスドローとなった。勝利は逃したものの、今後のリーグ戦や選手権予選へ向けて大きな収穫を得た。

朝大vs近畿大学
第3試合は朝鮮大学校と、関西大学リーグ2部上位の近畿大学との一戦。白熱したゲームが繰り広げられたが、神戸朝高卒業生のハットトリックの活躍もあり、3-2で朝大が勝利した。
フェスタは、朝・日の草の根交流と兵庫同胞サッカー界の発展に大きな意義を示す大会となった。
【神戸朝高蹴球部】