政府を動かしていく知恵を集め/長生炭鉱ジャーナリスト討論フェス
2025年08月19日 12:00 文化・歴史
長生炭鉱ジャーナリスト討論フェスに8人が登壇した
長生炭鉱水没事故犠牲者の遺骨収容に向けた潜水調査(8月6、8日)の中日となる7日、「長生炭鉱ジャーナリスト討論フェス」が山口県宇部市内の施設で行われた。同フェスにはオンラインを含め、140人の市民やジャーナリストらが参加した。
政府の謝罪と補償求める責任
「長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会」(以下、刻む会)の井上洋子共同代表はフェスの開会にあたり、小さな市民団体として始まった刻む会の活動を振り返り、「遺骨を探し出し、政府を動かす正念場を迎えるにあたり、遺骨収容のためのさらなる知恵をいただきたい」と述べた。

ハルナユさんがバンドメンバーの高石純二さんと「カヂマヨ」を披露した
はじめに、歌手のハルナユさんが長生炭鉱水没事故の犠牲者を追悼して作った歌「カヂマヨ(가지마요)」を披露。その後、井上共同代表、社民党の大椿ゆうこ副党首、ノンフィクショライターの安田浩一さん、ジャーナリストの青木理さん、工藤剛史さん、津田大介さん、金平茂紀さんが登壇がし、長生炭鉱や遺骨収容に向けた潜水調査の取材やさまざまな活動の経緯について語った。