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カンボジア–タイ国境紛争の停戦合意に留意/朝鮮外務省代弁人が回答

2025年08月10日 10:45 対外・国際

朝鮮中央通信によると、朝鮮外務省の代弁人は、カンボジアとタイが国境紛争地域で停戦することで合意したことを受けて2日、朝鮮中央通信社記者の質問に答えた。

カンボジアとタイの間では長年、未画定の国境を巡って紛争が繰り返されててきた。そんな中、7月24日に武力衝突が発生し、双方の砲撃などにより民間人を含め計30人以上が死亡。外交的解決を促すため、ASEAN(東南アジア諸国連合)の議長国マレーシアが仲介役を担い、中国と米国も停戦協議に代表者を派遣した。

朝鮮外務省の代弁人は、カンボジアとタイの両国指導者が28日にマレーシアで直接会談を行い、5日間続いた武力衝突を終えることで合意したことについて言及。そのうえで、「わが国は、地域問題を対話と外交を通じて平和的に解決しようとする両当事国とASEANの平和愛好的な努力によって、カンボジアとタイが停戦合意にこぎつけたことに留意する」とした。

また、「わが国は、東南アジア地域諸国が互いに意見の相違を減らし、政治的信頼を厚くし、二国間協力を増進させることで、地域の強固な平和と安定を実現することを期待する」と述べた。

(朝鮮新報)

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