植民地主義清算、民族差別是正へ/祖国解放80周年記念シンポジウム
2025年07月15日 16:15 歴史現状と問題点を共有

同胞や日本市民ら270余人が参加した
祖国解放80周年記念シンポジウムが13日、東京・千代田区にある日本教育会館で行われた。朝鮮人強制連行真相調査団と教職同中央が主催したシンポに、総聯中央の南昇祐副議長、権利福祉局の任京河局長、調査団の原田章弘日本側共同代表、陳吉相事務局長(総聯中央権利福祉局参事)、教職同中央の尹太吉委員長をはじめ各界人士、朝鮮学校や日本教職員組合の教職員、メディア各社など、同胞と日本市民ら270余人が参加した。
「植民地主義の清算と民族差別撤廃に向けて」と題したこの日のシンポは、1945年の祖国解放から80周年を迎えたことを記念し開かれた。一方で、今なお続く在日朝鮮人に対する民族差別や人権侵害、歴史修正主義の台頭などについて、4つのテーマに沿った報告を基に現状と問題点を共有し、1910年から30余年間に渡り朝鮮を植民地支配した日本が果たすべく清算責任について認識を深める場となった。