モスクワで朝ロボクサーたちが合宿、親善試合で拳交わす
2025年07月15日 09:00 スポーツ“良き友人、リングではライバル”
6月23日〜7月8日にかけてモスクワにあるロシア中央軍スポーツクラブ(CSKA)の施設で、朝鮮とロシアの軍所属ボクサーたちによる合同合宿が行われた。合宿の締めくくりとして行われた親善試合では、朝ロ選手が拳を交わしながらも、互いを尊重し合う姿が随所に見られた。スポーツ交流の様子はロシアのテレビや新聞などでも取り上げられ、注目を集めた。
切磋琢磨し、友情育む
今回の合同合宿は、ロシア側の招待によって実現した。合宿には、朝鮮人民軍傘下の4・25体育団から選抜されたボクシング代表団が参加。ロシア側からは、国家代表を多数輩出する名門軍スポーツクラブ、CSKAのトップ選手たちが集まった。両国選手は、五輪王者を含むCSKAコーチ陣の指導のもと、基礎練習、フィジカルトレーニング、スパーリングなどを通じて技術・戦術の向上に取り組んだ。また、寝食を共にしながら交流を深めた。