〈ウリ民族フォーラム2025 in 広島〉実践と議論が描く広島同胞社会
2025年07月11日 10:22 부흥-チャレンジ!ヒロキョレ 暮らし・活動実践企画・パネルディスカッションの発表から
ウリ民族フォーラム2025 in 広島(7月6日、広島国際会議場)では、広島同胞社会の未来像と中四国地域における民族教育の展望が示された。フォーラムの1部では、実践企画「ヒロキョレ三本柱」が発表され、第2部では広島朝高を中心とする中四国民族教育圏構築に向けた議論が交わされた。
可能性秘めた学校支援の新モデル
第1部「復興『広島同胞社会-受け継ぐ歴史・切り開く未来』」では、今後青商会が中心となって広島同胞社会で推進する実践企画「ヒロキョレオンライン」「ヒロキョレサポート」「ヒロキョレフェスタ」の三本柱が発表された。
まず紹介されたのは、広島同胞社会完全カバー型オンラインメディア「ヒロキョレオンライン」だ。
広島では2008年から、総聯や女性同盟、学校をはじめとした地域同胞社会のニュースを網羅した情報誌「ヒロキョレ」が発行され、長年にわたり同胞たちに親しまれてきた。今回のフォーラムを機に、その「ヒロキョレ」のオンライン化が実現した。
地域同胞社会のイベント情報や卒業生のインタビュー、学校支援をはじめとする機関、各団体の活動情報、同胞飲食店の紹介など、あらゆる情報をスマートフォン一つで閲覧ができる。広島同胞社会の「情報ハブ」として生まれ変わった。オンライン化により、これまで紙媒体では届けることが難しかった遠方に在住する同胞たちにも情報を届けることが可能になった。
ただのデジタル化にとどまらないのが、「ヒロキョレオンライン」の大きな特徴だ。同サイトを通じて