事実がそこに~各地に佇む朝鮮人犠牲者追悼碑~ 長生炭鉱水没事故犠牲者の碑・銘板(追悼ひろば)
2025年07月11日 09:00 歴史【所在地】 山口県宇部市西岐波1-23
【建立日】 2013年2月2月
【建立者】 長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会
1942年2月3日、長生炭鉱で発生した水没事故で朝鮮人136人を含む183人が犠牲となった。91年に結成された市民団体「長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会」は、日本各地の人々からの支援を受けて、2009年に用地を取得、2013年2月に追悼碑を建立した。しかし、犠牲者の遺骨は今もなお海底に沈んだままである。「刻む会」をはじめとした市民有志たちの力で、昨年10月には犠牲者の遺骨収容のための初の潜水調査が実施され、6月には4回目となる調査が行われた。
(朝鮮新報)