“スポーツの力で平和を推進”/日体大・松浪健四郎理事長が記念講演
2025年06月23日 12:05 交流
日体大の松浪健四郎理事長が「私と朝鮮」と題して特別講演を行った。
朝鮮大学校×日本体育大学スポーツ交流協定締結10周年記念イベント「青春大学」(21日、朝大)では、日体大の松浪健四郎理事長が「私と朝鮮」と題して特別講演を行った。
松浪理事長は冒頭で、高校時代に柔道を教えてらもらい、お世話になった柳武男さんが朝大卒業生であったことを紹介。そのうえで、自身の実体験を振り返りながら日朝交流への思いを語った。
松浪理事長は、レスリングの遠征でソ連を訪問した際に日本人兵士の墓地で戦争の残酷さを実感したこと、米国留学時に蔑称で「ジャップ」と言われ差別を受けたこと、帝京高校に教員として赴任した際、同校の校長が東京中高に対する差別発言を行い、それを機に自身が教員を辞職したことなどを回想。また、