総書記の書簡を掲げて新たな歴史を/総聯結成70周年慶祝中央大会
2025年05月27日 14:03 総聯
総聯結成70周年慶祝中央大会が東京朝鮮文化会館で開催された。
在日本朝鮮人総聯合会結成70周年慶祝中央大会が25日、東京朝鮮文化会館で開催された。会場を埋め尽くした活動家、同胞らは、1955年5月25日の結成以来、総聯が歩んできた70年の歴史を感慨深く、誇らしく振り返りながら、愛族愛国運動をいっそう発展させていく決意を新たにした。
大会には、総聯中央の許宗萬議長、朴久好第1副議長兼組織局長、各副議長と中央監査委員会委員長、朝鮮の最高人民会議代議員である商工連合会会長と朝鮮大学校学長、総聯中央顧問と各局長ら、視学、在日朝鮮人歴史研究所所長、関東地方の総聯本部委員長ら、中央団体・事業体の幹部、関東地方の活動家と教職員ら、各界各層の同胞ら、朝鮮大学校学生らが参加した。
朝鮮民主主義人民共和国国歌の吹奏で開幕した大会では、金正恩総書記が総聯結成70周年に際して総聯活動家と在日同胞に寄せた書簡「結成世代の愛国精神を受け継いで、在日朝鮮人運動の偉大な新しい歴史を記していこう」を朴久好第1副議長が伝達した。
続いて、許宗萬議長が報告を行った。
議長は、金日成主席は自主時代の海外同胞運動の開拓者、総聯の創建者、在日同胞の恩人、慈愛なる父であり、金正日総書記は主席の志を掲げて、総聯を愛族愛国の先覚者、愛国忠誠の模範、海外同胞組織の手本に築いた卓越した指導者であり、総聯と在日同胞の運命の守護者だと強調した。
また、金正恩総書記は、金日成主席と金正日総書記の遺志と念願を実現するため総聯と在日朝鮮人運動を賢明に導いていると述べた。
議長は、総聯が歩んできた愛族愛国の道のりは、祖国の指導のもと朝鮮の海外公民団体としての栄誉を輝かせてきた誇らしい歴史であり、在日同胞の民族的権利と利益を擁護し、祖国の発展に貢献してきた栄光の歴史だと指摘。総聯中央常任委員会は、70年間、国際情勢が激動し、反動らの弾圧が強まる中でも、祖国の指導者に対する忠誠心と熱烈な愛国心をもって貴重な功績を積み上げた愛国1世をはじめ総聯の各級組織と団体、教育機関の活動家と非専従役員ら、商工人、同胞女性、青年たちに感謝を送ると述べた。
議長は、金正恩総書記が総聯結成70周年に際して寄せた書簡は、総聯の結成世代が創造した忠誠の伝統、団結の伝統、愛国愛族の伝統を継ぎ、在日朝鮮人運動の偉大な新たな歴史を切り拓く勝利の旗印であり、光り輝く設計図だとしながら、すべての活動家と同胞らが綱領的書簡を高く掲げて、70年の栄光に満ちた路程の上に在日朝鮮人運動の偉大な新たな歴史、総聯の新たな業績を積み上げていくことを熱く呼びかけた。

総聯結成70周年慶祝中央大会が東京朝鮮文化会館で開催された。
その後、朝鮮の各団体から寄せられたビデオ祝賀メッセージ、総聯結成70周年に際する映像「不屈の70年、結成の理念と精神を守り」が上映された。
参加者たちは許宗萬議長の音頭で祝杯をあげ、昼食をともにした。
参加者たちは総書記が書簡で示した権益の擁護、新しい世代の育成、民族性の固守の3大注力事業にまい進していく決意を新たにした。
(朝鮮新報)