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〈DS取材班〉 朝鮮のインスタントラーメン事情/商品開発が盛ん、地方の特産も

2025年05月25日 00:00 DS取材班

「〈平壌特派員のリアルレビュー!〉で朝鮮のインスタントラーメンが取り上げられていて、大変興味深かった。最近では、朝鮮でも即席ラーメンの質が向上し、種類も増えたという。現状を知りたい」。こんな依頼が、朝鮮新報のLINE公式アカウントを通じて寄せられた。平壌支局の記者が朝鮮の即席ラーメン事情を探った。▶︎DS(DIGITAL SINBO)取材班の特設ページは、こちらからご覧いただけます

【平壌発=金淑美】朝鮮の国産インスタントラーメン市場は、食料品部門で製品多様化が急速に進んだ2010年台に活性化された。当初はキョンフンやクムコプなど、一部の大手食料品メーカーが市場を独占していたが、現在は、平壌だけでなく各道の食料品工場でも生産拡大に乗り出している。

背景には、2021年9月の最高人民会議で、食生活を白米と小麦粉をメインに転換する政策が提示されたことがある。以後、全国的に小麦を増産して、小麦粉を用いたさまざまなメニューを生み出し、普及する取り組みが広がっている。

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