朝鮮中部地域で大雨被害
2013年07月16日 15:59 共和国朝鮮の中部地域で大雨被害が発生している。
朝鮮中央通信が12日、「初歩的な資料」を基に報じたところによると、朝鮮中部上空で発達した梅雨前線の影響で9日14時から11日18時までに降った大雨で、2人が死亡した。
江原道では120戸、黄海北道では19戸、平安南道では15戸の家屋が倒壊、浸水した。家を失った人は760人に及ぶという。
一方、咸鏡南道と黄海北道、江原道で、1720ヘクタールの農業地が水浸しになるなどの被害も出ている。
集計資料によると、9日午後6時から11日午前6時現在、平安南道陽徳郡で310ミリ、咸鏡南道耀徳郡で290ミリ、平安南道粛川郡で287ミリ、咸鏡南道高原郡で273ミリ、江原道文川市で266ミリ、平安南道の徳川市で260ミリを観測するなど、各地で大雨に見舞われた。
(朝鮮新報)