“次世代はジブン” 未来に向けた決意/中四国・九州の同胞青年が一堂に
2025年02月27日 15:34 暮らし・活動朝銀だからできること

フェスに集まった同胞青年たち
「次世代はジブンだ」-。昨年に創立25周年を迎えた朝銀西信用組合の青年部が主催した次世代コリアンフェスのテーマだ。
同組合が展開する中四国・九州の各支店の青年部の職員たちや同地域の朝青員ら約200人が集まったフェスは、これからの同胞社会を自らの手で輝かせて行こうという若者たちの決意がみなぎったイベントのテーマにふさわしい場となった。
「人口の減少に伴い同胞の数も減り、過去に比べてイベントの規模も縮小している今、朝銀西だからこそできることをしたかった」
朝銀西・青年部協議体の金美月責任者(30)は、フェスを通じて同じ地域に暮らす青年たちの横のつながりを強化し、「朝青の盛り上がりが同胞社会の活性化に直結する。その糸口を掴むきっかけにしたかった」と話す。

フェスは大いに盛り上がった
金責任者によると、昨年の4月に朝銀西の苪朝雄副理事長から同様の呼びかけがあったことから、フェスの企画に至ったという。コロナ禍によって青年部の活動が制限されていた時期もあった。しかし、2年前に協議体の役員が一新され「若手職員の団結は、組合の活気にもつながる」(金責任者)と、この2年間、活動を通じて業績も含めた社業全般を若手から盛り立てていくことに注力してきた。その青年部の努力が組合役員たちの