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米原潜の韓国寄港を非難/朝鮮国防省代弁人が談話

2025年02月13日 12:12 軍事

朝鮮中央通信によると、朝鮮国防省の代弁人が11日、米原潜の釜山作戦基地への入港を非難する談話を発表した。

10日、米海軍のロサンゼルス級原潜「アレキサンドリア」が乗組員の休息と軍需品の補給を口実に、韓国の釜山作戦基地に入港した。米原潜の公開的な朝鮮半島地域での出現は、今年に入って初めてとなる。

談話はこれについて、「変わるはずのない米国の対朝鮮対決狂気の集中的表れ、わが国家の安全環境に対する否定できない威嚇、地域の軍事的緊張状況をさらに激化させる不安定要素である」と指摘し、「米国は朝鮮の安全上の憂慮を露骨に無視している」と非難。そのうえで、「朝鮮半島をめぐる地域の先鋭な軍事的対峙状況を、実際の武力衝突へ追い込みかねない米国の危険極まりない敵対的軍事行動に厳重な懸念を示すとともに、これ以上不安定を招く挑発行為を中止するよう強く警告する」とした。

談話は、「われわれは横暴な敵国との激突構図から一寸たりとも退かない」「力による支配を盲信している覇権的実体である米国に対しては、徹底的に相応の力をもってのみ牽制すべきであることが、われわれが堅持している対応の原則だ」と立場を表明。「わが武装力は、朝鮮半島地域に対する米戦略手段の頻繁な出没状況を厳密に注視しており、国家の安全利益と地域の平和を守るための任意の手段を使用する準備状態にある」と述べたうえで、「われわれは敵に対する自己の行動の選択と対応方式をより明白にする」と忠告した。

最後に、「国家の安全を守るための憲法的義務にいつも忠実である共和国武力は、地域の安全環境を脅かす根源に対する抑止行動を実行し、挑発者を成敗するための合法的な権利を躊躇せず行使する」と警告を送った。

(朝鮮新報)

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