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球場郡、雩時郡、高山郡で/地方産業工場が各地で竣工

2025年02月01日 08:00 経済

竣工式後、興奮に包まれながら工場を見て回る参加者たち(写真は球場郡、朝鮮中央通信ホームページ)

朝鮮中央通信によると、昨年末以降、「地方発展20×10政策」の初年度の課題である地方産業工場が朝鮮各地で竣工している中、平安北道の球場郡(1月24日)、慈江道の雩時郡(25日)、江原道の高山郡(29日)でも竣工式が行われた。1月30日現在、全国各地12カ所で地方産業工場の竣工式が行われた。

妙香山地区に位置する球場郡は、朝鮮最大の鍾乳洞である龍門大窟があることで有名で、地下資源が豊富。一方、鴨緑江に接する山間地帯の雩時郡では、郡面積の80%以上を占める森林を最大限に活用することで山の実がたくさん収穫されてきた。また、高山郡は国内屈指の果樹園である高山果樹総合農場があることで知られている。

各群の竣工式では、各道党委員会の責任書記が竣工の辞を述べ、討論が行われた。討論では、郡の特色を生かした名産品、名商品の開発・生産に力を注ぎ、地域の経済資源を最大限に活用して工場を運営することで地方産業を発展させていこうとする決意が述べられた。

竣工式ではテープカットが行われ、祝福の花火や色とりどりのバルーンが空に放たれた。また、芸術公演が雰囲気をさらに盛り上げた。

興奮に包まれながら各郡の食料工場、日用品工場、被服工場などを見て回った参加者たち。ある市民は「昨年は新しく入居した農村住宅の写真を、今回は素晴らしい地方工場の写真を兵役に就いている息子に送ることになった」と喜び、またある人は「これが本当に地元の製品なのか」とその質の高さに驚きの声をあげた。

(朝鮮新報)

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