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〈本の紹介〉従属の代償 日米軍事一体化の真実/布施祐仁 著

2024年12月16日 10:00 社会

「平和」な社会の陰で進む軍拡

講談社。定価=1,078円(本体980円)。03-5395-3521。

いまこの時間にも着実に軍拡が進んでいる。わたしたち自身が戦争被害に遭うかもしれない動きを前に、なぜ日本社会は「平和」でいられるのか―。

本書を読了し、そんな考えが浮かんだ。同時に、身近に迫る「従属の代償」を想像した。

本書は、知らぬ間に日本が米国のミサイル基地になっている現状と、その背後にある日本政府の巧妙な嘘を暴いた一冊。対中戦争を想定した米軍の核ミサイル配備計画や、日米の軍事一体化の進展、さらにはその影響を分析し、日本が採るべき対策を提言する。

著者は

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