公式アカウント

事実がそこに~各地に佇む朝鮮人犠牲者追悼碑~朝鮮人殉難者之諸精霊位

2024年12月06日 09:00 歴史

【所在地】 大阪市天王寺区茶臼山町1-31 統国寺納骨堂

統国寺では、日本による植民地時代に、日本の軍事施設や企業などで労働に従事する中で亡くなり無縁仏となった朝鮮人労働者のうち、現在76柱を納骨堂で供養している。これは、1950年代後半から60年代にかけて岡山県仏教会が中心となり行った県下の朝鮮人遺骨調査をきっかけに収集されたもので約200柱の遺骨がみつかった。同年3月に遺族、関係者が134柱を引きとった後、新たに12柱が発見されて真城寺(岡山県)で管理されていた。74年10月に、統国寺に移管された。

遺骨が安置される納骨堂には79年に慰霊碑が建てられ、90年3月には、3柱の身元が判明し、そのうち2柱が韓国の遺族のもとへ返された。

 

(朝鮮新報)

Facebook にシェア
LINEで送る