北海道初中高に49回目の平和友好米/豊かに実った連帯の証
2024年11月22日 11:50 交流「第49回平和友好米」500キロが10月28日、北海道初中高に寄贈された。寄贈式には、北海道初中高の朴大宇校長をはじめとする同校教職員と児童・生徒たち、北海道在日朝鮮人の人権を守る会(以下、守る会)と北海道平和委員会の有志ら、北海道朝鮮学校を支える会のメンバーたちが参加した。
また、当初からこの取り組みの中心的な役割を担ってきた山本玉樹さん(95、北海道大学元講師)が、療養施設の許可を得て、2年ぶりに寄贈に立ち会った。山本さんと共に親善の道を歩んできた朴一釘さん(北海道初中高元校長)などの同胞たちも寄贈を見届けた。寄贈された米は、同校の食堂で使われている。
平和友好米寄贈の取り組みは1975年から始まった。
取り組みが始まる源流は、63年に「全国」的な組織として「在日朝鮮人の人権を守る会」が結成され、67年に「北海道在日朝鮮人の人権を守る会」が設立されたことにある。