愛好家ら12人が妙義山を登る/第137回群馬同胞登山
2024年11月19日 09:30 暮らし・活動第137回目となる群馬同胞登山が6日に行われた。参加者たちは群馬県富岡市の妙義山を登った。
「関東ふれあいの中間道」妙義神社より中之岳神社まで約4時間かけて行われた。上毛三山の一つである妙義山は日本三大奇勝の一つであり、また妙義は渡来人の多い地域で妙義神社は渡来人を祭ったものと言われている。
中央登山協会の李英銖副会長と金永順夫人、徐珍守理事をはじめ群馬同胞登山愛好者12人が道の駅「みょうぎ」に集合した。
当日は朝まで雨天だったが、その後曇りから晴れに。参加者たちは山門から妙義神社まで約4百段の長い階段を上り、前日の雨のためぬかり滑りやすくなっていた山道を互いに助け合いながら登った。
途中、倒木が山道を塞ぐ中、男性陣が枝葉を払ったことで山道が開き、ようやく前進することができた。
今年の紅葉は、猛暑の影響か11月に入ってようやく色づき始めている。妙義山は金剛山に似ており、荒々しい奇岩がそそり立つ風景が登山者を楽しませてくれた。
下山後、参加者たちは妙義温泉もみじの湯に入浴し、次回登山での再会を誓い帰路についた。
【群馬支局】