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「なぜ朝鮮学校差別が生まれるのか?」/朝鮮学校を支援する全国弁護士フォーラム2024in広島

2024年11月15日 12:21 社会 権利

朝鮮学校を支援する全国弁護士フォーラム2024in広島が広島初中高で行われた。

朝鮮学校を支援する全国弁護士フォーラム2024in広島「なぜ朝鮮学校差別が生まれるのか?~差別の根っこから考える~」が9日、広島初中高で行われた。

総聯広島県本部の呂世珍委員長、広島初中高の朴志晙校長をはじめとする同胞ら、足立修一弁護士(広島無償化弁護団長)をはじめとする日本各地の弁護士や日本市民ら総勢250人(オンライン参加者40人を含む)が参加した。

全国弁護士フォーラムの開催は、東京(22年)、愛知(23年)に続き3回目。

13年1月以降、5カ所で行われた高校無償化裁判に携わった弁護士らは、裁判の過程で各地の弁護団を中心に形成されたネットワークを発展させ、朝鮮学校に通う子どもたちの権利を守り支えるべく活動してきた。とりわけ、弁護士を中心とした法律家が広く参集し、考え、議論する場が必要だと考え、呼びかけ人となり、年に一度のフォーラムを実現するに至った。

足立修一弁護士は開会宣言で「無償化裁判を通じて、日本の朝鮮半島に対する植民地支配がなかったことにされ、ひいては正当化されてしまっている日本社会の現状が浮き彫りになった。この状況をなんとか変えていかなければと、朝鮮学校差別の根源を今回のテーマにした。朝鮮学校差別をどのようになくし、私たちがどのように活動すべきかを考えていきたい」と述べた。

フォーラムは2部で構成された。

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