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Q&A「総聯分会代表者大会2024」の意義は?

2024年11月16日 09:20 総聯

分会活動を新たな高い段階に

「総聯分会代表者大会2024」(新全盛期4回大会)が10日、東京朝鮮文化会館で開催された。大会の意義や今後の課題についてQ&Aでまとめた。

大会は参加者たちの熱気に包まれた。

Q 「総聯分会代表者大会2024」はどのような大会だったのか。

A 大会は、▼許宗萬議長のあいさつ、▼朴久好第1副議長による大会報告、▼祖国から寄せられた祝賀ビデオメッセージの上映、▼7人の分会代表による討論と3編のビデオ討論、▼総合および部門別模範分会の表彰という流れで行われた。

「総聯分会代表者大会」は、2012年に第1回大会が行われてから4年に一度開催されている。

2020年以来、4回目となる今大会では、前大会から4年間の活動を総括したうえで、分会活動の活性化に向けた課題や方策が討議された。

大会の報告を行った第1副議長は冒頭で、「今大会は分会活動を新たな高い段階に強化発展させていく歴史的な大会」だと述べた。

Q 総括期間の特徴は?

A 討論者を含め登壇者の誰もが口にしていたのが「コロナによる厳しい環境」だった。

新型コロナが拡散し始めたのは20年の初め。感染防止措置が緩和された23年5月まで、分会活動においてさまざまな制限があった。このような中でも同胞宅にマスクや消毒液を届け、安否を確認するなどの活動を継続。規制緩和後は、せきを切ったように分会活動を活性化させ、模範的な分会の成果と経験、方法論を共有しながら、互いに助け合う温かい同胞コミュニティーを築いた。

大会報告は、総括期間の最も貴重な成果は、このような厳しい環境の中でも運動を中断なく繰り広げ、数多くの模範が創造されたことだと強調した。

また、活動が滞っていたり有名無実化した94の分会が再建、活性化されたことにも言及。今年中の再建の目途が立っている24の分会を合わせると118の分会が再建、活性化されることになるとした。

報告はこれらの成果に触れ、情勢と環境がいかに厳しくても、すべての力と情熱を捧げる分会長、分会委員のような愛国者、功労者がいるので、総聯と同胞社会はしっかりと守られ継承され、その未来は明るく洋々だと強調した。

】「総聯分会代表者大会2024」(新全盛期4回大会)には1200余人の各地代表が参加した。

Q 具体的な課題は?

A 大会の報告は、今大会を契機に、金正恩時代の分会建設の新たな全盛期を必ず切り拓くとし、こんにちの分会建設の最も理想的な目標は、分会を偉大な真理で固く結ばれ温かい情が通う同胞コミュニティーとすること、すなわち、同胞たちが愛国の信念を抱いて一致団結し、祖国愛、同胞愛、後代愛の情があふれる同胞コミュニティーを築くことだと指摘した。

そのための課題として、分会を▼同胞同士の心が通い合う場、▼支え合い助け合う相互扶助の精神を基盤とした温かな場、▼民族性のあふれる場、▼祖国の発展に寄与し地域の友好親善のために発信する場として築いていくことがあげられた。

報告は、この4大課題を遂行していくためには新しい形の分会強化運動を展開していくべきだとし、分会のすべての活動を同胞大衆主人公型、同胞大衆参加型で行っていくことを強調した。

「総聯分会代表者大会2024」(新全盛期4回大会)には1200余人の各地代表が参加した。

Q その他の注目点は?

A これまでの大会では、「新全盛期愛族愛国模範創造運動」において特出した模範を創造した分会に総合模範分会(新全盛期愛族愛国模範分会)を、各部門で新たな成果を収めた分会に部門別模範分会を表彰してきた。

来年からは毎年11月に年間部門別模範分会を表彰し、4年に一度開かれる大会で新全盛期愛族愛国模範分会を表彰することになる。報告は、この目的について「この運動を中断なく一貫性をもって繰り広げるため」だとし、すべての分会が、今大会で示された目標と課題に沿って「新全盛期愛族愛国模範創造運動」に再決起して運動を活発に繰り広げていくことを呼びかけた。

(姜イルク)

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