社会主義憲法の一部内容を修正/最高人民会議第14期第11回会議
2024年10月09日 11:09 政治朝鮮中央通信によると、最高人民会議第14期第11回会議が7~8日、平壌の万寿台議事堂で行われた。
会議には、最高人民会議代議員と、オブザーバーとして党中央委員会、最高人民会議常任委員会、内閣、省、中央機関、武力機関の幹部、道・市・郡人民委員長をはじめ中央と地方の当該幹部が出席した。
第1議案として、社会主義憲法の一部内容の修正・補足に対する報告を最高人民会議常任委員会委員長の崔竜海代議員が行った。
崔竜海代議員は、社会主義憲法が偉大な強国の新時代、わが国家第一主義時代を輝かす威力ある法的武器としてその使命を円滑に遂行するには、変化、発展する革命の要求、人民の志向と利益に応じた朝鮮労働党の国家建設思想と実践綱領を適時に明記しなければならないと述べた。
また、全般的12年制義務教育制を実施することに関する法令が採択(2012年)された後、高級中学校(日本の高校にあたる)を卒業する生徒の年齢が今年から変わるのに合わせて、朝鮮公民の労働年齢と選挙年齢を修正する内容が当該議案に反映されたことに言及した。
崔竜海代議員は、社会主義憲法を強国建設の強力な政治的武器として捉え、金正恩総書記の思想と指導に従って全面的国家隆盛の新時代を拓こうとするのは、朝鮮政府の意志だと述べ、当該の修正・補足案を本最高人民会議の審議に提起した。
会議では、社会主義憲法の一部の内容を修正・補足することに関する法令が採択された。
第2、第3議案として、軽工業法、対外経済法の草案に対する討議が、第4議案として、品質監督法執行の検閲・監督状況に対する討議が行われ、当該の法令、決定が採択された。
第5議案として、組織問題が討議され、努光鉄氏を国防相に、リ・マンス氏を国家建設監督相に、キム・ソンビン氏を国家科学技術委員会の委員長に任命した。最高人民会議法制委員会の委員長に方頭燮代議員を補欠選挙した。
(朝鮮新報)