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〈ウリ民族フォーラム2024 in 西東京〉参加者たちの声

2024年10月03日 17:07 総聯 民族教育

青商会の試みに同感/さらなる奮闘に期待

「ウリ民族フォーラム2024in西東京」(9月29日、J:COMホール八王子)は参加者たちに大きな感銘を与えた。参加者たちの声を紹介する。(取材班)

金明美さん(48、女性同盟西東京本部の子育て支援部長兼女性同盟南部支部子育て支援部長)

実行委員会の民族教育研究部の一員としてフォーラムの準備活動に携わった。

青商会メンバーたちはフォーラムを成功させるだけでなく、「フォーラムがスタート」だと口々に語っている。フォーラム後も地道に活動を続けていこうとする気概から、ウリハッキョを守っていこうとする決心の固さが垣間見える。今後の奮闘ぶりにも大いに期待している。

児童、生徒募集活動において重要なのは、なんと言っても対象となるオリニを探すこと。青商会のつながりを生かしてネットワークをどんどん広げていけたらと思う。青商会のメンバーとも力を合わせながら活動に励んでいきたい。

盧吉錫さん(49、西東京第1初中保護者)

フォーラムに向けてなされてきたさまざまな試みと活動が、分かりやすくまとめられていた。

情報ライブ「ミアネヨ」(寸劇内での情報番組)では、「児童・生徒数が少ない」といったウリハッキョが置かれた環境は決してデメリットではなく、メリットにもなるという説明があったが、子どもの教育環境について考えるうえでとても参考になった。

「現場で頑張っている若い教員たちを支えたい」という試みにも同感だ。青商会や地域同胞たちの力を活用することによって、教員たちを、より付加価値の高い業務に集中してもらえるようにすることができるのではないだろうか。

フォーラムで発表されたさまざまな報告内容には、今後私たちが折に触れて参照すべき貴重な内容だった。

フォーラムには各地から多くの同胞が訪れた。(写真は長野)

申未羽さん(24、朝東部支部日校策部長

ウリハッキョをより「通いたい、送りたい、働きたい学校」にするというフレーズが印象的だった。それがまた一口運動「たまサポ」につながることだと思った。「たまサポ」は8月頃に入った。これを通して学校がきれいになったらうれしいし、教員たちが楽になるなら、児童・生徒数も増えたらいいなという思いから参加した。

高明蘭さん(24、和歌山朝鮮初中級学校教員)

教員になろうと思ったのも母校である西東京第1初中で民族教育を受けたからだ。「私たちのもの」を愛する心を育んでくれた。

フォーラムでは、西東京同胞たちの民族教育に対する熱い気持ちを改めて知った。

地方で教育に携わる西東京出身の教員たちをフォーラムに招待してくれたことに感謝している。フォーラムで大きな力を得た。今後も、任せられた子どもたちを立派に育てていきたい。

金嬉仙さん(40、東京・渋世地域青商会会長)

学校創立100周年の未来像を描いた児童・生徒たちの発表は、幼いながらに朝鮮学校を取り巻く現状と未来をしっかり見据えていて、印象的だった。「なぜ国旗を日常的に掲げられないのか」「ウリナラの先生たちに学びたい」という子どもたちの発想にはっとさせられた。

民族フォーラムは毎年観覧しているが、「学生たちは教員が守り、教員は青商会が守る」というスローガンは新しかった。インタビューなどを通じて教員にスポットライトを当てたのも良かった。教員たちの窮状を、気合や情熱だけで片づけてしまえば、心も体も疲弊してしまう。そうならないためにはどうすればいいのか、青商会の課題だと思った。

田成愛さん(42、女性同盟長野・中信支部東北分会長、長野朝鮮初中保護者)

なかなか言いにくい事柄にフォーカスして、具体的な計画を立ててやっていこうとしていることに感動、共感した。また、教員を大事にしていることがものすごく伝わった。

若いオンマたち、これから保護者になっていく人たちに参加して見てもらえれば良かった。

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