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高麗博物館/「『強制連行』『強制労働』の否定に抗う」

2024年09月20日 13:15 歴史

加害の歴史を見つめ直す

各地の強制連行・労働の歴史についてパネルごとにまとめられた

約700人の会員が所属し、市民のみの力で運営される高麗博物館。毎年、企画展や講演会などのイベントを実施し、日本と朝鮮半島にまつわる歴史を知り、省みることの重要性を訴えてきた。今年も、ハンセン病患者に対する差別や、関東大震災朝鮮人虐殺、朝鮮人・中国人に対する強制連行・労働など、現在も禍根を残す日本の問題について、様々な企画を通じて着目している。

歴史否定に抵抗

関連書籍も展示されている

高麗博物館は、日本市民と在日コリアンが心を繋ぐための博物館として作られた。2001年に開館して以降、日本と朝鮮の豊かな交流の歴史を広め、友好の輪を拡大すると共に、植民地支配をはじめとした歴史への反省を促してきた。

現在、開催している「『強制連行』『強制労働』の否定に抗う~各地の追悼・継承の場をたずねて~」は、同博物館の「『徴用工問題』を考える会」が中心となり準備した企画展。

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