地方発展政策を拡大、包括的な政策へ/医療、科学、教育分野を新たに
2024年09月04日 10:14 経済毎年20カ所の市、郡に現代的な地方産業工場を建設し、10年間に全国200余りのすべての市、郡住民の初歩的な物質・文化生活を引き上げる「地方発展20×10政策」。その内容を保健医療、科学、教育分野を含む包括的な政策へと拡大する新たな方針が示された。
朝鮮中央通信によると、地方発展政策が推し進められる各市、郡では、地方産業工場の建設と並行して、先進的な病院と農村勤労者のための科学技術普及センター、穀物を加工、保管する穀物管理施設が新たに建てられる。
金正恩総書記は、8月24、25日に複数の地方産業工場建設場を現地で指導し、この方針を示した。31日、地方発展事業協議会を指導した総書記は、新たに追加された3大建設課題は、朝鮮労働党の地方建設政策と科学技術重視政策、人民的施策に全的に合致し、全国の均衡的かつ同時多発的な発展を遂げる国家建設綱領の実現において必須のものであるため、これを施行するのは喫緊の当面課題となっていると述べた。
一方で、地方産業工場の建設は2月末から3月上旬にかけて着工式が行われて以降、着々と進み、8月25日時点で全体の総工事量の80%を超え、年末までの完成に近づいている。
(朝鮮新報)