朝鮮―ニカラグア国交樹立45周年／駐朝大使が戦勝記念館を参観

2024年08月28日 08:00 Picks!DPRK

朝鮮各地の人々がレジャースポットで夏のアクティビティーを満喫している。

労働新聞18日付によると、平壌の紋繍プールが連日多くの人々でにぎわっている（写真、労働新聞）。訪れた人々は、屋外プールでウォータースライダーや飛び込みでスリルを味わい、屋内体育館では卓球、バスケットボールなどのスポーツを楽しんでいる。

また、最近新設された黄海南道延安郡のレジャー施設には、海水浴場、屋内プール、ビーチバレー場のほかに、休憩エリアや各種売店コーナーが完備され、道内の人々が休息のひとときを送っている。

一方で、平壌市内の各所にあるかき氷の売店にも多くの人々が訪れている。昨年に改築された牡丹峰地区にある平南麺屋では、かき氷売り場がひときわ盛況で、訪れた人々はトマト、メロン、イチゴ味などのかき氷で涼んでいる。

2024女子アジア東部地区バレーボール選手権大会が13日から18日にかけて中国香港で開催され、朝鮮代表が銅メダルを獲得した（写真、アジアバレーボール連盟HP）。1998年に始まった同大会で朝鮮は、2006年に2位、18年に3位の成績を残している。

大会では、参加8チームが2組に分かれ1回戦総当たりの予選ラウンドを行い、各組の上位チームが対戦した。

朝鮮はグループBで韓国、モンゴル、香港にそれぞれ3-1で勝利。準決勝で中国に2-3で敗れたものの、3位決定戦で韓国に3-1で勝利した。最終順位は1位が中国、2位が日本だった。

大会では、4.25体育団に所属する主将のチョン・ジンシム選手（32）が大会得点王に選出。4.25体育団女子バレーチームは今年2月にウラジオストクでロシアチームとの合同練習と親善試合を実施している。

一方、朝鮮男子サッカーチームは28日と30日に2024年のアジアカップで準優勝したヨルダンのサッカーチームと親善試合を行った。

朝鮮中央通信によると、朝鮮とニカラグアの国交樹立45周年に際してマヌエル・モデスト・ムンギア・マルティネス駐朝ニカラグア大使は21日、平壌の祖国解放戦争勝利記念館を参観した（写真、朝鮮中央通信＝朝鮮通信）。両国は、親米独裁政権に抗うニカラグアのサンディノ人民革命が勝利した1979年に国交を結んだ。

ムンギア大使は記念館で、金日成主席の戦勝業績と祖国の尊厳と自主権を守り抜いた戦勝世代の闘いに関する解説を受け、複数の展示室を見て回った。参観後、大使は感想録に一文をしたためた。

ニカラグア政府は昨年8月に平壌に大使館を新たに開設する計画を発表し、12月にムンギア氏を駐朝大使に任命。最高人民会議の崔竜海委員長が今年7月11日にムンギア大使から信任状を受理した。

（朝鮮新報）