三重青商会が主催「第2回コリアンフェスティバル」
2024年08月27日 08:00 暮らし・活動朝鮮料理に舌鼓、多文化交流も
三重県青商会が主催する「第2回コリアンフェスティバル」(以下、コリフェス)が8月11日、四日市初中の運動場で行われた。総聯三重県本部の金鉉二委員長をはじめとする各団体責任者や同胞、卒業生、県議会議員、市議会議員、日朝友好三重県民会議のメンバーなど日本市民ら約300人でにぎわった。またコリフェスを盛り上げようと他府県で暮らす卒業生や中部ブロックの青商会や東海北信地方の朝青のメンバーも駆け付けた。(盧琴順)
300人でにぎわう
コリフェスは三重同胞社会、民族教育を継承し発展させることをテーマにした「ウリ民族フォーラム2023in三重」の成功に向けたイベントの一つして昨年初めて行なわれた。「七輪を囲み、友好を囲もう」を趣旨とする食と文化の交流イベントだ。
阿倉川駅の目と鼻の先にある四日市初中を会場として三重県の在日同胞が営む焼肉の名店の味を楽しんでもらい、多種多様な企画、舞台を通して交流を深めたコリフェスは朝鮮学校の存在を知っている人も知らない人も学校に気軽に足を運べるきっかけにもなり好評を博した。
2回目を迎える今年のコリフェスは幅広いコリアンフードをメインとして行われた。学校行事で伝統として受け継がれている「オモニの味・スジダレ」やスジ炒め、チジミ、ミニキムパプ、キムチ、豚足などの朝鮮の家庭料理が提供された。