〈さくっと解説~知識の源Q&A〉増える迷惑メール、対処法は？

多様・複雑化する昨今の日本社会で、相互理解の前提となる知識や認識の積み重ねは、一層その必要性を増している。【企画】知識の源Q＆Aでは「社会を知る～今週のnewsトピック～」（本紙毎週月曜日号）と関連して、今知っておきたい知識をＱ＆Ａ形式で紹介する。

年々増加する迷惑メール。銀行やカード会社、ショッピングサイトを装ったものから国税庁など国の行政機関を装ったものまで、近年、その手口は巧妙化の一途をたどっている。業務上の支障だけでなく詐欺やウイルス感染といった深刻なリスクも引き起こす迷惑メールの対処法をみてみたい。（参照＝消費者庁、フィッシング対策協議会の各HPなど）

Ｑ．迷惑メールにはどんな種類があるの？

Ａ．代表的なのは詐欺を目的とするフィッシングメール、広告宣伝を目的とするスパムメールだ。その他、近年増えているのが、ウイルス感染や個人情報の盗用を目的としたウイルスメールと架空請求メール。また企業をターゲットにして情報を不正入手しようとする標的型メールも増加傾向にある。

Q.　迷惑メールは実際どれくらいの量なの？