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朝・日アーティストらがCF実施/関東大震災と関連し

2024年06月20日 14:30 文化

展示会の開催へ後押しを

6月20日時点でのCFの進捗状況

千葉県に拠点を置く朝・日のアーティストや市民たちによる団体「百美+」(関東大震災朝鮮人虐殺から101年目を迎えて千葉県の美術シーンを再考しそのあり方を模索するプロジェクト)がクラウドファンディング(CF)を展開している。締切は6月30日。

「百美+」は、昨年の9月、関東大震災朝鮮人虐殺(1923年)から100年目に際して発足した団体。①関東大震災時の朝鮮人虐殺の根本・背景・歴史を風化させず伝承し声をあげ、犠牲者への追悼を行うこと、②朝鮮人虐殺問題に向き合わない公的機関および美術シーンに対するアンチテーゼとして、フィールドワーク(FW)や学習会などを含む美術活動を行うこと、③千葉県内の若い作り手(創作意欲のある市民)たちを中心に、関心層をひろげること―を目的に学習会や当時の虐殺現場を歩くFWなどを主催し、活動を展開してきた。

「百美+」は現在、関東大震災朝鮮人虐殺から101年目を迎えるにあたり、発足後の活動を振り返り、プロジェクトに携わるメンバーがこれまでの活動を基に制作した作品を展示する美術展示会を開くための資金集めとして、CFを開催している。

展示会は今年8月末~9月1日にかけて、千葉市立美術館市民ギャラリーで開催予定。

【CF参加はこちらから】https://camp-fire.jp/projects/view/748075

    (朝鮮新報)

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