事実がそこに~各地に佇む朝鮮人犠牲者追悼碑~松代大本営朝鮮人犠牲者追悼平和祈念碑
2024年06月21日 09:00 歴史【所在地】 長野市松代大本営地下壕入り口前
【建立日】 1995年8月10日
【建立者】 松代大本営朝鮮人犠牲者慰霊碑建立実行委員会
1991年7月、松代の朝鮮人強制労働をテーマにしたアニメ映画「キムの十字架」上映実行委員会と朝鮮人強制連行・強制労働長野県実態調査団が中心になり、慰霊碑建立実行委員会を結成。碑の建立のために、4年間に200回をこえる象山地下壕見学口での募金活動や賛同団体の寄付、 原山茂夫著『手さぐり松代大本営―計画から差別の根源まで』の販売などによって募金目標の2千万円を達成。95年8月10日に、遺族を招いて除幕式を行った。
碑には「犠牲者を追悼し過去の戦争・侵略・加害を深く反省し、友好親善と恒久平和を祈念して」と記されている。
(朝鮮新報)