事実がそこに～各地に佇む朝鮮人犠牲者追悼碑～ 関東震災朝鮮人犠牲者慰霊之碑

【所在地】　群馬県藤岡市藤岡396−1成道寺墓地内

【建立日】　1924年6月22日（再建1957年11月1日）

【建立者】　藤岡警察署長、藤岡町長ほか11人

【大きさ】　碑：縦190㎝　横77㎝　奥行き13.5㎝ 台座上：縦55cm　横上124cm　横下136㎝　奥行き上47㎝　奥行き下62㎝ 台座下：縦31㎝　横167㎝　奥行き79㎝

1923年9月5日、藤岡警察署に群衆が押しかけ、留置所に収容されていた朝鮮人17人中16人を殺害した。碑は虐殺された朝鮮人の遺族が朝鮮から来て置いていった10円を資金にして、藤岡警察署長の平方金七が中心となって建立したという。だが、その後に破損。総聯支部の働きかけで、群馬県内県外の朝鮮人、藤岡市、新町町長、多野郡町村会から寄付が集まり57年に再び建てられた。

(朝鮮新報)