朝青活動の経験を共有し発展変化を/各地で経験交換会議
2024年05月10日 17:01 在日同胞各地の朝青組織では、金正恩総書記が総聯第25回全体大会参加者に書簡を寄せてから2周年になる5月28日に向けて、愛国的大衆運動「1(ハナ)」を昨年10月から力強く繰り広げており、今年3月からは「90日集中戦」を実施している。「1(ハナ)」には、同胞第一主義を具現し、同胞青年たちの力を一つに集め、さらに大きな一つとなった一心団結の力で、愛国的大衆運動を推し進めるという決意が込められている。各地で開かれた会議では、この運動の過程で得た成果と経験を共有し、朝青が同胞社会をいっそう盛り上げていく決意を新たにした。
近畿地方支部委員長らの会議
近畿地方朝青委員長たちの経験交換会議(4月14日、総聯兵庫・神戸支部会館)には大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良の朝青本部活動家、支部委員長をはじめとする36人が参加した。
朝青中央の梁翔泰副委員長兼組織部長が講演した後、4人の支部委員長たちがこれまでの活動で得た経験を発表した。
朝青大阪・生野西支部の梁基碩委員長が班を強化して同盟員の数を拡大した経験について、朝青兵庫・尼崎西支部の金大伍委員長が斬新な宣伝活動で多くの朝青員を運動に奮い立たせた経験について、朝青京都・西陣支部の金明文委員長が民族文化センターを開設し広範な同胞青年たちに民族心を芽吹かせた経験について、朝青滋賀・大津支部の朴成秀委員長が民族教育支援活動の経験について発表した。
その後、参加者たちは数組に分かれ経験交換会を行った。参加者たちは模範となった単位の経験を学びながら、課題と悩みを打ち明け互いにアドバイスをした。
朝青滋賀・大津支部の朴成秀委員長は、「問題の解決方法を一緒に探すことができて有意義な場となった」と話し、朝青兵庫・西宮支部の韓相吾委員長は「今日の会議で共有された経験を具現化し成果をあげたい」と述べた。
会議後、懇親会が行われ、参加者たちは今後の朝青運動において更なる成果をあげることを誓った。
【朝青中央】
朝青広島役員講習会
朝青広島県本部第25期第2回役員講習会が4月13〜14日にかけて県内の施設で行われ、21人の専従および非専従活動家が参加した。
1日目は朝青本部の尹善璂委員長が本部の事業全般について報告し、運動を軌道に乗せるための対策を提起した。
その後行われた交流会では、各単位における運動期間の成果が共有された。そして、朝青本部が新たに開設する民族文化教室「パラム」と日校学生会事業についての発表と呼びかけがあった。
2日目には、朝青本部の尹雅璂副委員長による講義と北海道青商会の崔輝勇幹事長との座談会が行われ、その後、意見交換の場も設けられた。
参加者たちは、講習の一環で、高暮村にある高暮ダムで現場実習を行った。
植民地時期この場では、数多くの朝鮮人が強制労働に従事したのち犠牲となった。参加者たちは無念にも犠牲となった1世たちの恨みがにじんだ受難の歴史を忘れず、学習と朝青活動に励むことを誓った。
【朝青広島】