子育て支援チャリティー/第11回在日同胞女性中央ゴルフ大会
2013年05月08日 10:53 スポーツ「同胞たちとのゴルフが楽しくて」
「第11回在日同胞女性中央ゴルフ大会」が4月16、17日、愛知県春日井市内のゴルフ場で行われた。
幅広い同胞女性が集まり行われてきた同ゴルフ大会は、第10回大会から若い世代の学父母の子育てを支援するチャリティー大会になり、その意義がより一層深まった。
初日の夜には、日本各地の19県から集まった43歳から81歳までの選手や関係者ら166人が参加し、前夜祭が盛大に行われた。
舞台に上がった在日同胞女性ゴルフ協議会の金美善会長は、「日本各地から集まった同胞女性たちとこのように会うことができ本当に嬉しい」としながら、困難な情勢の中でゴルフ大会の趣旨に賛同し、集まった参加者たちに謝意を表した。また、これから同大会を大切な出会いの場に、ゴルフを楽しむ場に、新しい世代の学父母をサポートする意義深い場に発展させていこうと呼びかけた。
前夜祭ではまた、女性同盟中央の姜秋蓮委員長があいさつした。
姜委員長はゴルフ大会の成功のために物心両面で支えてくれたゴルフ協議会の役員たち、大会実行委員たちに敬意を表し、大会をより一層輝かすため、呼びかけから商品の準備に至るまで、サポートと協力を惜しまなかった愛知の同胞女性ゴルフ協会のメンバーたちと同胞たちの労をねぎらった。
大会参加者たちが各地域別に紹介された後、東海、兵庫、広島の朝鮮歌舞団による公演が行われた。
参加者たちは踊ったり、歌ったりしながら楽しい夜を過ごした。
大会初のホールインワン
競技は17日の朝8時から行われた。
温かい春の陽光の中、ゴルフ場のあちこちで同胞女性たちの歓声が鳴り響いた。
とくに参加者たちを驚かせたのは、大会史上初となるホールインワンだった。在日同胞女性ゴルフ協議会の副会長であり同大会の競技部長を務める尹京秀選手(福岡)は1打目でカップにボールを沈め、歴史に名を刻んだ。
午後に行われた表彰式で参加者たちの注目を集めた尹京秀選手は次のように語った。
「ホールインワンを達成したなんて信じられない。第2回大会から『皆勤賞』で参加してきてその度に思うことは、女性同盟組織があり、同胞女性たちの熱い心があってこの大会が開催できるということだ。大会関係者と選手のみなさんに感謝したい」
表彰式では総聯愛知県本部の文光喜委員長、在日本朝鮮人愛知県体育協会の朴秀成会長も訪れ、選手たちを激励した。
同大会に初めて参加した広島の同胞女性は、「若い世代の学父母たちの子育てを支援する目的に共感し、初めて参加した。同胞女性たちの同胞愛や民族愛、そして団結力に感動した。友だちを呼んで次の大会にも必ず参加したい」と語った。
第12回大会は2015年、軽井沢で行われる。
大会成績
- 個人 ①安和子(長野)、②尹京秀(福岡)、③李相連(愛知)
- 団体 ①愛知A、②長野、③千葉
【女性同盟中央】