京都南山城支部、同胞連続セミナー
2013年04月08日 13:35 暮らし・活動総聯京都南山城支部が主催する同胞連続セミナーが、昨年6月から今年3月まで5回にわたり行われた。(写真)地域同胞110人が参加した。セミナーには各分野の専門家が招かれ講義を行った。
龍谷大学の加藤博史教授(福祉)、昨年訪朝経験のある京都総合研究所の佐々木道博氏(経済)、医協京都支部の副会長札ノ辻診療所の朴錫勇医師(健康)ら多彩な講師陣が同胞らの関心事となる演題について熱弁をふるった。
この間、同支部では京都朝鮮学園の新校舎建設作業のための募金運動やチャリティーイベントをおこなった。また同胞セミナーを定期的に開催し、参加費を寄付するなどのチャリティーを企画した。同胞セミナーの講師たちは学校建設に理解を示し、無報酬で出演した。
50代の非選任の支部常任委員は「(同胞セミナーに参加しながら)人々が関心と興味のあるセミナーを開けば、同胞たちがみずから訪ねてくるようになる。このした方法が重要であると感じた」と話した。
またセミナーと並行して物品販売をおこない、多くの基金を集めることができた。
同支部ではこれから学校支援を支部活動の中心に置き、生徒募集活動や「一口千円運動」、さまざまなチャリティーイベントを行っていく予定だ。
【南山城分局】