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朝鮮停戦協定、「一方が遵守しなければ自動的に白紙化」/朝鮮外務省代弁人

2013年03月16日 14:17 朝鮮半島

朝鮮外務省スポークスマンは14日、米国とその追従勢力が「朝鮮停戦協定は一方的に破棄できない」としていることを受け、次のように主張した。

朝鮮人民軍最高司令部は、国の核戦争演習が本格的な段階へと進む3月11日から、朝鮮停戦協定のすべての効力を白紙化すると宣布した。

他の協定とは違って、停戦協定は特性上、双方が合意して破棄する性格の協定ではなく、どちらか一方が協定を遵守しなければ自動的に白紙化されるものである。

これまで停戦が名目上だけでも維持してこられたのは、われわれが最大限の自制力と忍耐力を発揮したからである。

米国と南朝鮮が膨大な侵略武力を引き入れ、核戦争の導火線に火を付けるための「キー・リゾルブ」「フォールイーグル」合同軍事演習を行うのは、停戦協定を最大に蹂躙、破棄する行為となる。

朝鮮半島で破局的事態が発生する場合、その責任は執拗に停戦協定を破壊し続けることでその白紙化を招いた米国がすべて負わなければならない。

一方、朝鮮外務省スポークスマンは同日、国連の潘基文事務総長が米国の対朝鮮敵視政策に露骨に追従していると非難し、潘基文事務総長に朝鮮人としての良心が少しでもあるならば、民族の団結と国の平和統一に有益なことをすべきであると強調した。

(朝鮮新報)

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