日本の元高校教師が東北初中で講演
2013年03月11日 15:45 民族教育「信念持って民族教育守って」
日本高等学校の元教員で、東北朝鮮初中級学校と20年間交流を深めてきた工藤章人さんが2月7日、同校を訪ね教員たちを対象に講演した。
工藤さんは、20年前、東北初中高(当時)の校長、権寧準氏との出会いをきっかけに民族教育に初めて触れたことを振り返った。続けて、日本政府は都合の悪い歴史は隠ぺいしていると強調しながら、過去の歴史を知らない人が日本で増えている現状に対して深い憂慮を表明した。
また、昨年12月の安倍政権の発足によって、日本社会全般が右傾化している現状で、教員たちが信念を持って民族教育を守っていかなければならないとしながら、教員たちを激励した。
【東北初中】