朝鮮代表が17年ぶり2度目の優勝/U20女子アジアカップ
2024年03月17日 10:00 スポーツW杯出場権も獲得、8月末から南米で
3〜16日にかけてウズベキスタンで開催されたAFC(アジアサッカー連盟)U20女子アジアカップの決勝戦が16日に行われ、朝鮮代表が日本代表を2-1で下して2007年大会以来2度目となる優勝を果たした。朝鮮代表は今大会でベスト4に残ったことで、8月31日からコロンビアで行われるU20女子W杯への出場権を獲得した。
4勝1分で悲願果たす
朝鮮女子代表のアンダー世代は高い技術と走力、フィジカル能力を融合させたサッカーを武器とし、過去の国際大会でも高い成績を残してきた。2008年、16年のU17W杯、06年、16年のU20W杯では優勝を果たした。
しかしながら、U20アジアカップは過去6大会(06、11、13、15、17、19年)で準優勝に終わるなど決して相性がいいとは言えない。また、近年はコロナ禍の影響で国際大会に出場できない状況が続いてきたため、今大会にのぞむU20チームには経験値において不安要素があった。
今大会は8チームが2組に分かれてグループリーグを行い、各組4チーム中上位2チームが準決勝に進むと同時に、U20女子W杯への切符を手にする。朝鮮は中国、ベトナム、日本とグループBに入った。