岩手の李栄直が退団、金鍾成監督は来季も琉球で指揮

サッカー

Jリーグ

J3・最終節が2日に行われた。

文仁柱選手（DF）が所属するガイナーレ鳥取は鹿児島ユナイテッドFCと対戦し、1－1で引き分けた。文選手は先発フル出場を果たした。

李栄直選手（DF）が所属するいわてグルージャ盛岡は1－0でカマタマーレ讃岐を下した。李選手の出場はなかった。

ギラヴァンツ北九州に所属する高昇辰選手（FW）はFC岐阜戦に先発フル出場。チームは1－0で勝利し、最終節を白星で飾った。北九州はJFＬ自動降格圏であるリーグ最下位でシーズンを終えたが、Jクラブライセンスを保有するJFLのレイラック滋賀が３位に転落。この結果、JFLの2位以内にJ3への昇格要件を満たすクラブがないことから、北九州のJ3残留が決定した。

金鍾成監督が率いるFC琉球は福島ユナイテッドFCと対戦し、スコアレスドローに終わった。

－リーグ最終成績

ガイナーレ鳥取（6位）

いわてグルージャ盛岡（10位）

FC琉球（17位）

ギラヴァンツ北九州（20位）

同胞選手、監督、コーチ契約情報

ガイナーレ鳥取は、11月24日、同クラブの金鐘達GKコーチとの契約を満了したと発表した。金コーチは、愛知中高、朝大サッカー部、伊賀FCくノ一三重などで監督を歴任。2011年には、2014W杯アジア3次予選の日本戦で朝鮮代表のGKコーチを務めた。

いわてグルージャ盛岡の李栄直選手がクラブとの契約が満了し、今季限りで退団することが決まった。28日、クラブが発表した。李選手は大阪朝高、大阪商業大を卒業後、徳島ヴォルティス、東京ヴェルディ、ＦＣ琉球、岩手など６チームでプレー。また朝鮮代表として、AFCアジアカップ、EAFF E-1サッカー選手権、2022W杯アジア２次予選などにも出場した（2015～19年）。今季はリーグ30試合に出場し、1得点を挙げていた。李選手はクラブの公式HPを通じて、「毎日の練習、毎試合これが最後のサッカーかもしれないと思いながらこの１年サッカーをしていたので悔いなく清々しい気持ち」としながら、