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〈金正恩総書記の活動・2023年11月〉万里見下ろす目、強力な拳を手中に

2023年12月04日 08:55 総書記の活動

偵察衛星の運用準備を確認

米核戦略資産の朝鮮半島への展開、米国と追従勢力の侵略的な核戦争演習が幾度となく繰り返される中、敵軍の動向を正確に把握するための宇宙偵察能力の保有は朝鮮の安全保障に直結する重要な課題であった。11月、金正恩総書記は朝鮮初となる偵察衛星「万里鏡―1」号の打ち上げを参観(21日)し、正式な運用開始(122日)を控えて運用準備状況を連日にわたり確認した。

朝鮮初の偵察衛星「万里鏡−1」号が新型衛星キャリア・ロケット「千里馬−1」型によって打ち上げられた(朝鮮中央通信=朝鮮通信)

国防5カ年計画に則って

軍事偵察衛星の開発、運用は党第8回大会(20211月)で示された国防発展5大重点目標の一つ。昨年には偵察衛星開発のための重要試験が3回(227日、35日、1218日)にわたり行われた。

金正恩総書記は今回、国家航空宇宙技術総局による偵察衛星の打ち上げを参観した翌日、同局の平壌総合管制所を訪問した。

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